中国観光市場の最新動向を解説

中国・台湾などの海外プロモーション・インバウンド支援を行うインタセクト・コミュニケーションズ株式会社は、中国最大の旅行情報メディア「馬蜂窩(マーフォンウォー)」が実施した、アフターコロナ初となる2024年の春節における海外旅行の需要傾向、ユーザープロファイルなどの大規模なデータ分析をもとに、中国から日本へのインバウンドを含む旅行市場の回復状況や旅行者の行動嗜好など、将来における中国観光市場の需要について考察と予測を行った。馬蜂窩のビッグデータによると、2024年の春節休暇で最も多くの中国人に人気のあった海外旅行先はタイだった。タイ以外で人気が高い国は、順に、日本、シンガポール、マレーシア、ベトナム、韓国、インドネシア、オーストラリア、アラブ首長国連邦、イタリアが挙げられた。総合的にみると、アジア各国の人気が高く、中でもシンガポールの人気が急上昇している。シンガポールで検索されたワードには「親子旅行」「動物園」「観覧車」「シュノーケリング」などがあった。

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