「イスラエルとの関連証明されず」とイラン外相、19日の攻撃調査

Jasper Ward Nidal al-Mughrabi

[ワシントン/カイロ 20日 ロイター] - イランのアブドラヒアン外相は米NBCのインタビューで、同国が19日に受けた攻撃を調査しているとし、現時点でイスラエルとの関連は証明されていないと述べた。

ドローン(無人機)はイラン国内から離陸し、数百メートル飛行した後に撃墜されたと説明。「無人機というより、子どもが遊ぶおもちゃのようなものだった」と語った。

「イスラエルとの関連は証明されていない」と話し、攻撃について現在調査中だがメディアの報道は正確ではないと指摘した。

イランのメディアや政府関係者によると、19日未明にイラン中部のイスファハン上空で3機のドローンが確認され、防空システムが発動してドローンを攻撃した結果、爆発が複数回起きた。攻撃はイスラエルによるものではなく、「潜入者」によるものだとしている。

アブドラヒアン外相は、もしイスラエルが報復に動き、イランの利益に反する行動を取れば、イランは迅速かつ最大限の対応を取ると警告した。一方で、「もしそうならなければ、これで終わりになる。結論は出ている」と述べた。

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