失業率、わずかに上昇し3・0%

特区政府統計処は4月18日、2024年1~3月の失業率(速報値)を3・0%と発表。前月発表(23年12月~24年2月)より0・1ポイント上昇した。一方、不完全就業率は1・1%でこちらも前月発表より0・1ポイント上昇した。ほとんどすべての主要業界で失業率は上昇したが、依然低い水準を維持している。上昇が目立ったのは、建設基盤および上部建造物工事業、小売、宿泊、飲食サービス、専門職、商用サービス業界(清掃業は除く)だった。就業者数は約6300人減って約368万8400人だった。労働人口は約3100人増えて約380万100人。失業者数は約9400人増えて約11万1700人となった。特区政府労工及福利局の孫玉●局長は今後の展望について、「継続的な経済成長に伴い、労働市場は今後短期的には逼迫した状態が続くだろう」と述べた。【●=草かんむりに函】

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