LRTの利用者300万人到達! 道の駅はがで記念イベント 想定より2カ月早く

記念品を受け取る来場者

 【芳賀】次世代型路面電車(LRT)を運行する宇都宮ライトレールは20日、開業からの利用者が累計300万人に到達したことを記念して、道の駅はがでイベントを開催した。来場者300人にライトライン刻印入りのお菓子を記念品として配布した。

 昨年8月26日に開業して以降、累計利用者数は11月11日に100万人、今年2月3日に200万人を達成し、この日300万人に到達した。同社によると、当初の想定よりも2カ月ほど早いという。

 担当者は「今まで多くのご利用をいただいてありがたい。今後も安全な運行、ダイヤの安定、ニーズに最適な路線を心がけていきたい」と話した。

 会場となった道の駅はがでは、町制70周年記念イベント「ミライにつなぐ乗り物フェス」が開かれた。宇都宮工業高や真岡工業高、ホンダなどが出展し、ミニLRT、SLの体験乗車、EVフォーミュラカー展示、グッズ販売などが行われた。

 八ツ木、高橋海璃(たかはしかいり)ちゃん(4)は父親の裕紀(ゆうき)さん(26)と訪れ、ミニLRTの体験乗車をした。「楽しかった。LRTの形がかっこいい」と笑顔で話した。

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