濃厚な「イワガキ」楽しんで 宇和島・蔣淵で出荷始まる

例年以上に大きく育った蔣淵湾のイワガキ

 愛媛県の宇和海に面した宇和島市蔣淵(こもぶち)で、特産の養殖イワガキの出荷が始まった。今年は例年より身入りが良く、生産者は「濃厚でクリーミーな味わいを楽しんでほしい」と呼びかけている。旬は6月末ごろまで。

 蔣淵湾は、温暖で餌となるプランクトンが豊富な環境がイワガキの養殖に適しているとして、2009年から本格出荷を開始。現在は3軒が組合で生産している。

 一般の注文は10個セット(Lサイズ・5500円)を、県産品の魅力を発信して地域活性化につなげるプロジェクト「ハーベスト」の購入サイトで販売する。ハーベスト事務局=電話089(935)2323。

蔣淵湾で育ったイワガキをアピールする生産者

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