地図大手のゼンリン(北九州市)は22日までに、フルーツとその主要生産地をモチーフにした地図柄の雑貨の新商品を発売した。栃木県は福岡、愛知両県と一緒にイチゴの産地としてデザインされている。
ゼンリンは地図がデザインされた文具や雑貨を販売するブランド「Map Design GALLERY」を展開している。今回は5種類のフルーツと、主要生産地の都道府県を3カ所ずつ選定し、デザインした。
フルーツはイチゴのほか、メロン(北海道、茨城県、熊本県)、モモ(山形県、福島県、山梨県)、ブルーベリー(群馬県、東京都、長野県)、オレンジ(広島県、和歌山県、愛媛県)。
それぞれのフルーツと産地がデザインされた美濃焼マグカップ(2750円)、美濃焼プレート(2200円)、かや生地ふきん(770円)、スマホポシェット(ミニポーチ付き、4950円)、ティッシュポーチ(2750円)を商品化した。
Map Design GALLERYの取り扱い店舗とオンラインストアで販売している。
商品企画の担当者は「いちごは『あまおう』や『とちおとめ』などさまざまな品種がありますが、それらを食べ比べしているような楽しさを感じてほしいと思い、複数の生産地を組み合わせた」としている。