「ジャパン流の小技‼」「これも野球の醍醐味」ヌートバーが今季2号目はお預けも…“神業バント”で4戦連続安打&9戦連続出塁の活躍にファン喝采「豪快さだけが野球じゃない!」

今季開幕前にオープン戦で肋骨を骨折し、負傷者リスト入りからのスタートとなったカーディナルスのラーズ・ヌートバーが、現地4月21日(日本時間22日)、本拠地で行なわれたミルウォーキー・ブルワーズとの一戦に「3番・レフト」で先発出場。今季2号目の本塁打は叶わなかったが1安打をマークし、今季9試合連続となる出塁も記録した。

この日スタメン出場したヌートバーは初回に無死走者一、二塁の好機に打席に立つと、3球目の変化球を見事に捉え、豪快にかっ飛ばし、今季2号目の本塁打かと思われたが、ブルワーズのセンター、ブレイク・パーキンスがフェンスよりも上でキャッチするファインプレーを披露し、叶わず。しかし二死走者一塁で迎えた5回第3打席では、3球目を三塁線へと転がす絶妙なセーフティーバントを成功させる活躍をみせた。

今季4試合連続となる安打も記録したヌートバーの活躍にSNSでは「賢い選択。いいぞ!」「たっちゃんナイスバント!」「絶妙なところに転がすね」「シフトの穴を突く三塁線へのバント!」「これも野球の醍醐味」「ジャパン流の小技‼」「美しいバント!」「素晴らしいバント技術」「豪快さだけが野球じゃないからね」「久しぶりに見た!」などと、歓喜の声が上がっている。
なお、ヌートバーは今季9試合に出場し、29打数7安打、1本塁打、3打点。また9試合連続で出塁し、出塁率.405をマークするなど記録を伸ばし続けている。また試合はカーディナルスがブルワーズに2対0で敗れている。

構成●THE DIGEST編集部

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