和洋中の料理の基礎と菓子づくりの基礎を学ぶ若者たちがコック帽の戴帽式 盛岡市の調理師専門学校で

調理師を目指す若者たちが一歩を踏み出しました。盛岡市の専門学校で23日、新入生にコック帽を贈る戴帽式が行われました。

戴帽式が行われたのは、盛岡市のMCL菜園調理師専門学校です。今年度は県内外から18人が入学し2年間、和洋中の料理と菓子作りの基礎を学びます。23日の戴帽式で新入生たちは、2年生の先輩からコック帽をかぶせてもらい、引き締まった表情を見せていました。そして式のあと新入生に用意されたのは22年生が作った弁当です。焼き物や揚物、デザートなど2年生が1年間学んだ技術が詰まった特製弁当で、新入生は先輩たちの話を聞きながら味わっていました。

(新入生は)
「おいしいです。先輩みたいになれるように頑張りたいです」
(新入生は)
「コックコートを着てコック帽をもらって、自分も将来こういう風に作る一員になれるのかと思うと、より一層気持ちが高まって頑張ろうと思いました」

新入生は24日以降、いよいよ包丁を握って調理の基礎を学び、調理師免許取得などそれぞれの夢の実現に向けて一歩を踏み出します。

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