「今後は無所属で国民のために努力」塩谷立衆議員議員が離党届を提出し受理される 自民党派閥の裏金問題で離党勧告

自民党派閥の裏金事件をめぐり、離党勧告の処分が確定した安倍派の塩谷立衆議院議員が4月23日、離党届を提出し、受理されました。

【写真を見る】「今後は無所属で国民のために努力」塩谷立衆議員議員が離党届を提出し受理される 自民党派閥の裏金問題で離党勧告

<塩谷立衆院議員>
「党の処分として勧告が決定いたしました。それを受けて、きょう離党届を提出しました」

23日午後、自民党に離党届を提出したのは、浜松市が地元の塩谷立衆議院議員です。この会見から6時間前、塩谷議員の姿は地元にありました。

<野田栞里記者>
「浜松市にあるこちらのホールではいま、塩谷立議員が地元の支援者たちに向け会合を開いています。自身の離党について説明しているものとみられます」

塩谷議員は23日午前、浜松市内で行われた会合で、支援者を前に「ご迷惑をおかけした」と謝罪したうえで「党からの離党勧告を受け入れる」と発言。また、離党届を提出するタイミングについては「すぐにでも」と話したとのことです。

塩谷議員をめぐっては、自民党派閥の裏金事件で党から離党勧告を受け再審査を請求したものの、受け入れられず16日に離党勧告が確定しました。

塩谷議員は会合後、党本部へ向かい離党届を提出、受理されました。

<塩谷立衆院議員>
「今後は無所属の議員として、あらためて国のため、国民のために努力をしてまいりたいと思っているところでございまして、正しいことをいうべきことによって政治活動を続けてまいりたい」

塩谷議員はこう語り、今後は無所属で議員活動を続ける方針を明らかにしました。

© 静岡放送株式会社