西条の「いとまち」でリユース食器用いたマルシェ "地球の日"に環境問題考える

リユース食器を活用した「いとまち」でのマルシェ

 リユース食器を用いたマルシェが21日、愛媛県西条市朔日市の商業施設「いとまち」であり、来場者は飲食を楽しみながらごみ減量や環境問題への理解を深めた。

 施設を運営する糸プロジェクトが初めて開いた。通常のマルシェでは、使用済みの紙皿や紙コップが大量に投棄されることから、洗って使えるプラスチックや金属の食器を出店者に配り、食後に食器を返却するよう来場者に呼びかけた。

 新居浜市のファッションデザイナー白石綾さん(35)が「みんなで環境保護を考える活動を始めたい」と考案。いとまちに計画を打診し、4月22日の「アースデー(地球の日)」に合わせた。

会場スタッフ(左)に食器を返却するマルシェ来場者

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