重量挙げ全日本選手権 諫早で開催 26日から、長崎県内では初 県勢7人エントリー

昨秋の鹿児島国体成年男子67キロ級スナッチで7位入賞した上島(&LIFT-fitness)=鹿児島県薩摩川内市、入来総合運動場体育館

 重量挙げの第84回全日本選手権・第38回全日本女子選手権は26日に長崎県諫早市小野体育館で開幕し、29日までの4日間、トップ選手が日本一のタイトルを目指して力を競い合う。県内初開催で入場無料。
 日本ウエイトリフティング協会主催、長崎県ウエイトリフティング協会主管、長崎新聞社など後援。男女各10階級に標準記録を突破した男子計79人、女子計85人がエントリーした。パリ五輪の出場権獲得を確実にしている女子49キロ級の鈴木梨羅(ALSOK)のほか、4年後のロサンゼルス五輪などに向けて有望な若手も多く名を連ねている。
 長崎県勢は昨年の女子64キロ級で4位に入った溝口初音(希望が丘高等特支講)や、男子67キロ級で日本マスターズ記録を持つ上島陽平(&LIFT-fitness)ら7人。溝口、上島のほか、男子は67キロ級の酒井順一郎(九州国際大)と109キロ級の吉岡直哉(KMT)、女子は71キロ級の豆田華菜(日体大)、76キロ級の傍島麻衣(九州国際大)、55キロ級の岩永夢叶(諫早農高)がエントリーした。
 県協会の梅﨑昭夫理事長は「国内最高峰の大会。長崎ではトップ選手を見る機会はなかなかない。ぜひ見に来て応援をよろしくお願いします」と来場を呼びかけている。競技開始は4日間とも9時。

© 株式会社長崎新聞社