『FBI:インターナショナル』フォレスター役ルーク・クラインタンクも降板へ

ヒットメイカーのディック・ウルフ(『LAW & ORDER』『シカゴ・ファイア』)が手掛けるFBI捜査官を主人公にした犯罪捜査ドラマ『FBI:特別捜査班』のスピンオフ『FBI:インターナショナル』。同作のオリジナルキャストが現在放送中のシーズン3で降板することが分かった。米Deadlineが伝えている。

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チームの核が立て続けに去ることに

米CBSにて2月中旬より放送されている『FBI:インターナショナル』シーズン3で降板するのは、シリーズ当初からチームリーダーのスコット・フォレスターを演じてきたルーク・クラインタンク。全13話のシーズン3は5月21日にシーズン最終話を迎える予定だが、フォレスター役のルークはそれよりも前の、5月7日に放送されるエピソードが最後の出番になるという。

2021年に始まった『FBI:インターナショナル』は、ハンガリーのブダペストに拠点を置くFBI国際捜査部“フライチーム”の活躍を描く。彼らは、アメリカ人が関わったり巻き込まれた犯罪を調べるべく欧州各地へ飛び、異なる文化・言語という障壁、外交・政治上の困難を乗り越えながら各国の捜査機関と協力し合って事件を解決に導く。

このシーズン3では、スコットに次いでチームナンバー2の存在だったジェイミー・ケレット役のハイダ・リードが初回をもってすでに降板している。これで、シーズン中にチームの核であるキャラクターが二人も抜けることになった。

ルークは降板を受けて以下のように述べている。「いろいろ考慮した結果、『FBI:インターナショナル』を去るという難しい決断を下しました。これは、私にとって何よりも大事である家族の愛と健康のための決断です。素晴らしいキャストとスタッフに心から感謝しています。彼らは一緒に働く同僚であるだけでなく、大事な家族です。みんながその類稀な才能を尽くしてくれたからこそ、セットの一瞬一瞬が忘れがたいものになりました。その思い出は私の今後の人生を豊かなものにしてくれるでしょう。そして最後に、私たちを3シーズンにわたって応援してくれたファンにも、心から感謝しています」

なお、ケレット役のハイダとほぼ入れ替わる形で新たな捜査官アマンダ・テイト(演じるのは『BATWOMAN/バットウーマン』のクリスティナ・ウルフ)が加入。さらにはシリーズ終盤にテリー・ポロ(『フォスター家の事情』)が役柄は不明ながらも出演すると報じられていた。今月上旬、シリーズのほか2作品(『FBI:特別捜査班』『FBI:Most Wanted ~指名手配特捜班~』)とともにシーズン更新され、シーズン4制作が決定している。『FBI:インターナショナル』の今後が気になるところだ。

『FBI:インターナショナル』シーズン1はHuluにて配信中。(海外ドラマNAVI)

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参考元:米Deadline

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