八幡浜の「平家谷そうめん流し」27日から 新緑楽しみ涼味を

平家谷公園で始まる「平家谷そうめん流し」。ネギやタマネギの薬味をいっぱい入れて食べるのが名物

 落人伝説が残る八幡浜市保内町宮内の平家谷公園で、夏の風物詩「平家谷そうめん流し」が27日に始まる。爽やかな風に揺れる新緑や川のせせらぎを楽しみながら涼味を堪能できる。8月末まで。

 地元の「両家・枇杷谷(びわだに)老人クラブ」が1967年に始めた。近年は担い手減少を補うため、地元以外の市民の力も借りながら続けている。今年は約20人のスタッフで営業する。

 カウンターにしつらえたレーンでそうめんを流す従来方式に加え、希望者にはたらいや水流で麺が回る卓上テーブル式でも提供する。

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