浜名湖高校生殺人事件 18歳少年を「逆送致」 「結果の重大性から刑事処分が相当」

静岡県湖西市の浜名湖で17歳の男子高校生が殺害された事件で、家裁浜松支部はフィリピン国籍の18歳の男を検察に送り返す「逆送致」としました。

殺人、傷害、監禁などの疑いで地検浜松支部に逆送致されたのは、フィリピン国籍の18歳の男です。

男は2月、浜松市の知人の家ですでに殺人罪などで起訴されている堀内音緒被告(21)と共謀し、静岡県袋井市の高校2年生斉藤宇川さん(17)を拳やガラス製の空のビンで殴った疑いが持たれています。

その後、斉藤さんを自分の車のトランクに監禁し、湖西市の浜名湖に移動した後トランクから引きずり出して再び暴行。

ほぼ全裸の状態で浜名湖に転落させ、溺死させた疑いです。

家裁浜松支部はこのフィリピン国籍の男について、結果の重大性から刑事処分が相当として24日付で地検浜松支部に 「逆送致」としました。

また、斉藤さんがけがをした証拠を隠滅したとして、家裁に送致されていたフィリピン国籍の19歳の女は22日付で保護観察処分になっています。

© 静岡朝日テレビ