食事にも気をつけている。でも、疲れが取れない……。そんな人、必見! ここでは内科医の工藤孝文さんに、疲れにくい体をキープするためにおすすめの食材を、クイズ形式で教えていただきます。あさりのみそ汁としじみのみそ汁、果たしてどちらが疲労回復によいのでしょうか?
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疲労回復に最強のみそ汁は? 【A】あさりのみそ汁 【B】しじみのみそ汁
どちらもヘルシーな食材ですが、疲労回復の面から考えたときにはどちらがおすすめなのでしょうか? 次ページで工藤孝文さんに解説していただきます。
疲労回復に最強のみそ汁は? 【B】しじみのみそ汁
オルニチン効果で疲れにくい体に
しじみには肝臓の働きを助け、疲労回復効果の高いアミノ酸のオルニチンが豊富で、その含有量は貝類でもダントツ! しじみを食べると肝機能が整えられるうえ、疲れにくい体になれます。肝機能が整うと、むくみなども改善されます。
さらにしじみには疲労回復効果のあるタウリン、不足しがちなビタミンB群、鉄分、カルシウム、亜鉛なども含まれています。健康食のしじみのみそ汁を食卓の定番にしませんか。
※この記事は「ゆうゆう」2019年9月号(主婦の友社)の内容をWEB掲載のために再編集しています。
監修者
工藤内科院長 工藤孝文
福岡大学医学部卒業後、海外留学を経て、大学病院や地域の基幹病院に勤務。現在は福岡県みやま市の工藤内科で診療にあたる。生活習慣病や漢方治療、ダイエット治療など、幅広い専門性を生かして地域医療に力を注ぐ。『「凍らせしじみ」ダイエット ダイエットのキモは肝臓にあった!』(扶桑社)など著書多数。