工事代金を水増し請求 約540万円を詐取か 元社員の男起訴内容認める=静岡地裁

架空の工事代金を請求し、静岡市のリフォーム会社から現金をだまし取った罪に問われている元社員の男の初公判が静岡地裁で開かれ、男は起訴内容を認めました。

詐欺の罪に問われているのは、リフォーム会社の元社員でコンサルタント業の男(44)です。

起訴状などによりますと、被告の男は、静岡県焼津市の建設業者の男と共謀して、受注した空調設備工事の代金を水増ししてリフォーム会社に請求し、現金539万円をだまし取った詐欺の罪に問われています。

静岡地方裁判所で4月26日開かれた初公判で被告の男は起訴内容を認めました。被告の男はこのほかにも、同じリフォーム会社に架空の工事代金を請求し、現金をだまし取った罪にも問われていて、この裁判も5月、行われる予定です。

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