忍術を科学で解説 新居浜・県科博で「シン忍者展」 忍び足体験や手裏剣投げも

忍び道具の展示や体験コーナーなどを楽しめるシン忍者展

 忍者の技術や知恵を科学的に紹介し、体験もできる特別展「シン忍者展」が、愛媛県新居浜市大生院の県総合科学博物館で開かれている。6月23日までの期間中、グッズ製作などのワークショップも随時行われる。

 忍者が秀でていた視覚や嗅覚などの五感について脳科学の観点からパネルで説明。空の様子から天気を読む術、滋養強壮効果がある携帯食の作り方なども紹介している。

 「修行」コーナーも充実。忍び足で畳の上を歩いたり、レプリカの手裏剣を投げたりできるほか、方位磁石として使っていた「耆著屈(きしゃく)」の原理も学べる。

シン忍者展で、忍び足体験を楽しむ親子連れ

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