詠みつなぐ「和」の文芸で交流 松山、俵口全国連句大会

連句の第一人者故東明雅さんの指導を振り返った杉山寿子さん(右)の講演

 愛好者の交流を深め連句文化の発展を目指す「第28回えひめ俵口全国連句大会」が29日、愛媛県松山市三番町6丁目のコムズであり、約50人が講演や実作で理解を深めた。

 連句は五七五の長句と七七の短句を詠みつなぎ、1巻36句の「歌仙」といった作品に仕上げる。大会は実行委員会と県連句連盟が主催し、公募した111巻から選んだ優秀作の表彰式があった。

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