【関越道バス事故12年】 遺族ら40人、変わらぬ悲しみ

事故現場近くの献花台に手を合わせる遺族ら=29日午前4時45分ごろ、藤岡市岡之郷(代表撮影)

 乗客7人が死亡、38人が重軽傷を負った関越道の高速バスツアー事故は29日、発生から12年が経過し、十三回忌を迎えた。事故が発生した群馬県藤岡市岡之郷の近くの献花台には、遺族ら約40人が訪れ、花やぬいぐるみなどをたむけた。近くの観音寺では法要が営まれ、遺族らは今も変わらぬ悲しみを抱きながら、犠牲者に思いをはせた。

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