第1レグは互いに譲らずドロー決着! バイエルンが一時逆転も、終盤にマドリーが追いつき2-2【CL準決勝】

現地時間4月30日、チャンピオンズリーグ(CL)準決勝の第1レグでバイエルンとレアル・マドリーが前者のホームで激突した。

ファンの大声援を受けるバイエルンは、いきなり決定機を迎える。開始1分、ケインのラストパスにザネが抜け出して左足で狙うも、GKルニンの好守に阻まれた。

さらに6分後には、ショートカウンターからケインのパスをもらったザネが左足のシュートを放ったが、枠の上に外れる。

劣勢だったマドリーは、24分に一瞬の隙を突いて先制点を奪う。クロースの絶妙なスルーパスに反応したヴィニシウスが冷静に流し込んだ。

ビハインドを負ったホームチームは40分、ドリブルを仕掛けたムシアラがボックス手前の中央付近で倒されてFKを獲得。これをケインが直接狙うも、わずかにゴール左に外れた。このままマドリーの1点リードで前半を終える。

【動画】自慢の左足を一閃! ザネの強烈な同点弾
後半に入り、マドリーは51分にベリンガムの横パスからクロースがダイレクトシュートを放つも、GKノイヤーにセーブされる。

バイエルンはその2分後、右サイドでボールを受けたザネがカットインから左足を一閃。強烈な一撃でニアサイドを撃ち抜いて同点弾を挙げた。

さらに56分には、ボックス内でムシアラがルーカス・バスケスに倒されてPKを獲得。これをケインがきっちりと決めて勝ち越しに成功する。

逆転を許したアウェーチームは79分、モドリッチの浮き球パスに抜け出したヴィニシウスが左足で狙ったが、GKノイヤーに防がれた。

それでも82分には、ペナルティエリア内でロドリゴがキム・ミンジェに倒されてPKを獲得。これをヴィニシウスが落ち着いて決めて、同点に追いついた。

このまま互いに譲らず、2-2で終了。第2レグは5月8日にサンティアゴ・ベルナベウで行なわれる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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