【鹿沼】玉田町、北小4年松本怜来(まつもとれいら)さん(9)が、都内で3月に行われた全日本青少年フルコンタクト空手道選手権大会小学3年生女子軽量級の部で準優勝し1日、母親優樹(ゆうき)さん(29)らと共に市役所を訪れ、佐藤信(さとうしん)市長に結果を報告した。
同大会は多流派の道場から推薦を受けた選手が参加する。今年は国立代々木競技場第1体育館で行われ、3年生女子軽量級には22人が参加した。
松本さんは4歳の時に空手を始め、新極真会栃木支部鹿沼道場(上殿町)で学ぶ。週2回の道場稽古では自分よりも体格のいい男子を相手に練習。自宅では毎日、サンドバッグを打ち込むなどしている。
大会には黄色帯の5級として参加。3回戦では、自分より級位が上で黒帯の1歩手前の1級の相手に得意技の前蹴りを顔面に食らわせ勝利した。決勝戦では惜しくも判定負けを喫したが「次は負けない。次は優勝する」と闘志を見せた。
トロフィーを手に佐藤市長と記念撮影に臨み「これからも目標に向けて頑張って」と激励を受けた。