夏の省エネ対策 長崎県庁でクールビズ 10月末まで

軽装で仕事に当たる県職員=県庁

 夏の省エネ対策として、冷房に頼らず軽装で過ごす「クールビズ」が長崎県庁で1日、始まった。期間は10月末まで。
 県地域環境課によると、1998年から毎年実施。冷房は室内温度28度を目安に設定し、ノーネクタイや上着なしで暑さをしのぎ業務に当たる。
 県はこのほか、公用車の電気自動車導入や県有施設に太陽光発電を設置する計画などで、二酸化炭素(CO2)排出量の削減を推進している。
 この日、半袖のワイシャツ姿で出勤した同課の田出朋也係長は、「快適に過ごせる。熱中症予防や省電力などメリットもあって取り組みやすい」と話した。

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