「彼はどこにもいなかった」敵地でドルトムントに敗れたパリSG、不発のエムバペに仏メディアは辛辣!「本当に残念」「力不足だった」

パリ・サンジェルマンのキリアン・エムバペが仏メディアから厳しい評価が相次いでいる。

パリSGは現地時間5月1日、チャンピオンズリーグ(CL)準決勝の第1レグで、ドルトムントと対戦し、0-1で敗れた。

この一戦に先発したエムバペは厳しいマークに遭い、思ったようなパフォーマンスを発揮できず。51分にボックス内で放った意表を突いたシュートが右ポストを直撃するなど、無得点に終わった。

【動画】エムバペが放ったポスト直撃のシュート
フランスメディア『Maxifoot』は、採点記事で不発のエムバペにチームで2番目に低い「3.5点」を与えて、辛口の寸評を添えている。

「本当に残念だった。前半、このストライカーは期待に応えられなかった。相手ディフェンスに上手く抑え込まれて、危険なプレーはなかった。後半には、ポスト直撃のシュートを放つなど、少しは彼らしいプレーを見せたが、パリ・サンジェルマンを勝利に導くには明らかに力不足だった」

同じく『Foot Mercato』も、10点満点中の「4点」と低評価。「特に前半、彼はどこにもいなかった」と辛辣だ。

「(ブラッドリー・)バルコラと(ウスマンヌ・)デンベレに助けられることもなく、(マッツ・)フンメルスと(ニコ・)シュロッターベックに挟まれ、完封された。また、ゴールを背にしたプレーも精度を欠いていた。リターンマッチでは、もっと貪欲さを見せる必要がある」

エムバペはホームでの第2レグで本来の実力を発揮できるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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