国内初 バスケ「3x3」オリンピック予選、宇都宮できょう開幕 パリ目指し熱戦

3人制バスケットボール「3x3」のパリ五輪予選が開かれるライトキューブ宇都宮

 3人制バスケットボール「3x3(スリーエックススリー)」のパリ五輪予選が3日、JR宇都宮駅東口のライトキューブ宇都宮で開幕し、5日までの3日間、各国・地域の代表チームが熱戦を繰り広げる。2021年の東京五輪で初採用された競技で、同競技の五輪予選が国内で行われるのは初めて。日本は男女とも開催都市枠で出場し、2大会連続の五輪出場を目指す。

 予選には日本のほか、男子はリトアニア、オランダなど、女子はドイツ、カナダなど各8チームが出場。3、4日は4チームによるグループ予選が行われ、各2位までが5日の決勝トーナメントへ進出。男女の1位がパリ五輪の出場権を獲得する。

 パリ五輪の出場枠は男女各8チーム。世界ランキングなどで中国、米国の男女など、すでに男女各4チームが出場権を得ている。

 「3x3のまち宇都宮」を掲げる宇都宮市では4月26~28日のワールドツアー「宇都宮オープナー2024」に続く国際大会。3~5日の期間中、周辺にはパブリックビューイングスペースや飲食店ブースを設けるなどして会場を盛り上げる。

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