尾鷲市職員に罰金20万円 知人女性にナイフ投げ脅迫 熊野簡裁・三重

 知人女性にナイフを投げて脅迫したとして、三重県の熊野区検は2日、暴力行為法違反の罪で、尾鷲市職員の畑名計伸主幹(56)を略式起訴した。熊野簡裁は同日、罰金20万円の略式命令を出した。

 起訴状などによると、畑名主幹は先月9日午後9時半ごろ、市内の自宅で知人女性にナイフを投げつけ「アキレスぐらい切って車椅子にしたろか」などと言って脅迫したとされる。

 尾鷲市の担当者は「事実関係を確認できていないのでコメントできない。詳細が分かり次第、処分を検討する」と話した。

© 株式会社伊勢新聞社