毎年数十種の新品種が誕生…最新アジサイ「白うさぎ」どんな花? 母の日にもオススメ、あなたの知らない“アジサイ”の世界

島根県出雲市の道の駅で、母の日のプレゼント用に様々な種類のアジサイを販売するイベントが、今、人気を集めています。

出雲市斐川町にある道の駅湯の川では「あじさいフェア」が開かれていて、期間中はじつに1000鉢以上が並びます。

鉢で楽しんだ後、庭に植え替えれば毎年花を咲かせ長く育てられることから、近年プレゼントとして、人気を集めるアジサイ。島根県では、母の日の贈りものとして魅力あるものにしようと、品種育成から生産、販売まで、生産者、市場、県などが連携して取り組んでいます。

注目の品種を聞いてみると…

まずは、島根県オリジナルのアジサイ「万華鏡」。
繊細な花模様が万華鏡のように見えることからその名がつき、全国的にも名が知られ毎年人気を集めています。

また、最も注目を集めるのが、2023年度の島根オリジナルの新品種「白うさぎ」。白くふっくらと盛り上がる、満月のような花房と、その周りに並ぶうさぎの耳を思わせる尖った花弁などが特徴です。

道の駅湯の川 金築豊 駅長
「花離れが正直進んでいるのが現状かなと思います。1年間お世話になったお母さんに、こういった優しいお花をプレゼントしてあげてはどうかなということで、今年はぜひ考えていただければと思います」

母の日『あじさいフェア』は、道の駅湯の川で5月12日まで行われます。

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