四国ダービー無得点ドロー 愛媛FC、徳島に再三押し込まれしのぐ J2第13節・5月3日

【徳島―愛媛FC】前半、自陣ゴール前で相手のクロスを跳ね返す愛媛の小川(左)=鳴門大塚(撮影・柳生秀人)

 明治安田J2は3日、第13節の全10試合を行った。愛媛FCは鳴門・大塚ポカリスエットスタジアムで徳島との4年ぶりの四国ダービーに臨み、0-0で引き分けた。5勝4分け4敗(勝ち点19)の7位。四国ダービーのJ通算成績は愛媛の10勝7分け18敗。

 首位清水は栃木を4-1で退け、5連勝で勝ち点31とした。長崎は秋田と2-2で引き分けて連勝が5で止まり同28。横浜FCは2-0で水戸を下し、同24で3位に浮上した。

 愛媛FCの次節は6日午後3時から、ホームで5位いわきと戦う。

 【評】愛媛FCは徳島に何度も押し込まれながら懸命に最後までしのぎ、アウェーで勝ち点1を拾った。前半は右サイドから攻め立てられたが、守備で体を張った。後半立ち上がりはカウンターなどでゴールに迫ったものの、なかなかシュートに至らず。終盤は再び徳島の猛攻を受けたが、GK徳重を中心に粘り強く守った。

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