湘南の青い空と海を楽しむには外すことのできない葉山町で、気をつけたい生物が確認された。
特定外来生物の一つである「セアカゴケグモ」「ハイイロゴケグモ」が生息域を拡大しているのだ。
この度、2024年4月14日には葉山町内の南郷上ノ山公園のテニスコートにて「セアカゴケグモ」の存在が確認された。
毒を持つメスの個体が見つかり、地方自治体によって即座に駆除が行われた経緯がある。
確認状況
- 発見日時・場所：2024年4月14日、南郷上ノ山公園
- 発見内容：セアカゴケグモ（メス）
- 対応：公園管理者による殺虫剤使用、注意看板設置
生態・特徴
湾岸地域で増加傾向にあるセアカゴケグモやハイイロゴケグモは、日当たりの良い環境に営巣し、温かい場所を好む。意外なスポットに潜んでいる可能性が高いので、要注意だ。
特に、野外でよく見られる場所としては、プランターの底、エアコン室外機の裏、庭に置いた靴の内部などが挙げられる。
咬まれたときの対処法
万が一咬まれた際には、速やかに洗浄と専門家の診断を。強い痛みと腫れを特徴とし、全身的な症状へと広がる可能性が知られている。
発見した場合の対処法
ゴケグモを見つけたらすぐに環境課へ連絡を。さらなる拡散を防ぐためには、定期的な巣の除去と見つけ次第の速やかな対応が求められる。
屋外での作業時は、クモが服の裾から侵入しないよう注意し、軍手の着用も忘れずに。
駆除方法
家庭用殺虫剤の使用や熱湯をかける作業、物理的に圧迫するなどが対策として挙げられる。クモが巣を作らないための環境整備も有効とされている。
問い合わせ先
環境課
住所：神奈川県三浦郡葉山町堀内2135番地
開庁時間：8時30分～17時00分（土・日、祝祭日、年末年始を除く）
電話：046-876-1111
ファクス：046-876-1717
