デ・ゼルビ監督が自身の将来について言及「私は幸せになりたい」

写真:ファンフォーラムに登壇し、自身の将来に言及したデ・ゼルビ監督

ブライトンのロベルト・デ・ゼルビ監督がプレミアリーグ第36節アストンヴィラ戦の前日記者会見に臨み、自身の将来について言及した。イギリス『スカイスポーツ』電子版が伝えている。

ブライトンは現地時間5月1日にファンフォーラムを実施し、デ・ゼルビ監督も登壇。現在、デ・ゼルビ監督はブライトンと2026年6月までの契約を結んでいるが、ビッグクラブからの引き抜きの噂が付きまとっており、ファンからも当然、彼の将来に関する質問が浴びせられた。

その時は「自分の仕事に満足しているのであればブライトンに残る」という趣旨の回答をし、去就については明言を避けたが、この日の記者会見ではさらに踏み込んだ発言をした。

「我々はトニー(ブライトンのオーナーであるトニー・ブルーム氏)と話をするつもりだ。私はブライトンに残りたいと考えている。選手たちを愛しているからね。この街も、このクラブも、そしてファンたちも愛している。もし私が幸せであれば、どんなクラブも私が率いるチームを変えることはできない。ただ、常に情熱は持ち続けなければならない」

では、ブライトンではどうすれば幸せになれるのか。デ・ゼルビ監督はこれについても言及している。

「私は幸せになりたい。すべての試合で、選手たちやスカッド、プレースタイルのポテンシャルを最大限に引き出す戦い方をしたい。今シーズン、特にこの3カ月間は、それができなかった」

「今シーズン開幕を迎えた時のメンバーであれば、理想的な戦い方ができたと思う。選手をローテーションさせることができれば、今とは異なる形でシーズンの重要な局面を迎えることができていたと思う」

ファンフォーラムにデ・ゼルビ監督とともに登壇したポール・バーバーCEOは「ロベルトに必要なものを提供する」と語り、指揮官を全面サポートすることを約束したが、ではデ・ゼルビ監督はブライトンに何を求めるのだろうか。

「彼らは我々に何が必要かを理解していると思う。何を改善しなければならないかを理解しているはずだ。自分たちがブライトンであることを忘れてはならない。我々はトップレベルのチームではない。ブライトンでの仕事を愛しているからこそクラブの方針を受け入れなければならないが、より高いレベルで戦うのであれば、問題なく戦えるようにしなければならない」

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