ヨーカドー福島店 5月6日閉店 福島市 40年の歴史に幕

 福島市のJR福島駅西口駅前にあるイトーヨーカドー福島店は6日、閉店する。県都の代表的な商業施設として市民に親しまれてきた総合スーパーが約40年の歴史に幕を下ろす。

 店舗を運営するイトーヨーカ堂の親会社セブン&アイ・ホールディングス(HD)は昨年3月、イトーヨーカ堂の運営合理化策として祖業の衣料品から完全撤退し、国内店舗の2割超を2026(令和8)年2月末までに削減して93店舗にする方針を発表した。県内では福島店に加え、郡山市の郡山店が26日に閉店し、イトーヨーカドーは県内から姿を消すことになる。

 福島店は1985(昭和60)年1月に開業した。営業時間は午前10時から午後9時までだが、最終日は午後7時に閉じる。

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