6日まで龍生派福島県支部「いけばな展」 福島市のアオウゼ 「ひびか」のワークショップも

多彩な美を表現した作品に見入る来場者

 華道の龍生派福島県支部のいけばな展は4日、福島市のアオウゼで始まり、支部員の秀作が春に彩りを添えている。6日まで。

 テーマは「龍の華 咲きつづけて111年」。宍戸路風支部長ら111人が手がけた伝統的な古典花や自由花、光を使って演出した作品などを飾っている。福島成蹊高華道部の生徒も出品した。

 入場無料で、午前10時から午後5時(最終日は午後4時)まで。一般的な生け花の3分の1程度の大きさで表現する「ひびか」のワークショップを5日午前11時と午後1時、6日午前11時に催す。定員は各回先着12人で、材料費500円が必要。

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 成績優秀者に贈られる華洲賞の表彰式が会場で行われ、吉村華洲家元が受賞者に賞状を手渡した。受賞者は次の通り。

 ◇自由花の部▽専科1級研究会=会田草悦、糸井光華、菊地華苑、近野蛍峰、宍戸路風、長沢秀美、三好紀秀▽専科3級研究会1席=森口貴翠▽本科研究会1席=池田修園

 ◇生花の部▽専科1級研究会=阿部花海、今野宗龍▽専科2級研究会1席=矢吹美邑▽本科研究会1席=佐藤海明

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