春季県高校野球 明石商が3位、近畿大会へ 東洋大姫路を2-1で下す

東洋大姫路-明石商 4回裏明石商、先制の適時打を放つ上田=明石トーカロ(撮影・大田将之)

 高校野球の春季兵庫県大会(神戸新聞社後援)最終日は5日、明石トーカロ球場で3位決定戦があり、昨年夏の全国選手権兵庫大会2位の明石商が2-1で2022年春季県大会で準優勝した東洋大姫路を下し、6年ぶりに春季近畿大会(25日開幕・明石トーカロ)への切符をつかんだ。

 明石商は四回、藤原裕万左翼手がライトへの三塁打で出て、上田一颯(じょうた・いぶき)二塁手の適時二塁打で先制。六回には二塁打の藤原を犠打で三進させ、上田のスクイズで2-0とした。先発横山康瑛(こうえい)投手は1失点で完投した。

 東洋大姫路は七回、渡辺裕太一塁手の中前適時打で1点を返し、九回も満塁機をつくったが、一歩届かなかった。

 この後の決勝を戦う社、須磨翔風の2校も含めた上位3校が近畿大会に出場する。

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