友近さん親友の“大物”歌手、水谷千重子さんが語る古里福井への思い…少女時代は「北陸の美空ひばり」

どう見てもお笑いタレントの友近さんと同一人物だが本人は「友近ちゃんは(別人で)親友なの」と話す福井県出身の大物演歌歌手、水谷千重子さん
福井米PR大使に委嘱された水谷さん(後列左から2人目)=2015年、大阪市内

 「芸能生活50周年」を長らく通している福井県出身の“大物”演歌歌手がいる。その名は水谷千重子さん。どこからどう見てもお笑いタレントの友近さんと同一人物だが本人は「友近ちゃんは(別人で)親友なの」の一点張り。水谷さんは「北陸新幹線で福井にも帰りやすくなった。福井で歌を披露する機会をもっと増やしたい」と古里愛を語る。

 水谷さんは、2019年に東京・明治座で芝居と歌の芸能生活50周年記念公演を成功させると、21、23年にも明治座と福岡・博多座で50周年公演を開催。多くの歌手と共演し、今年歌手生活60周年を迎える福井県美浜町出身の五木ひろしさんを「ごうちゃん」と呼ぶ間柄だ。

 水谷さん本人によると、福井の実家は豆腐屋さん。東尋坊で歌の練習を重ね、強風にも負けない歌声と体幹を手に入れた。歌で注目された少女時代は美空ひばりさんをほうふつさせたことから「北陸のひばり」と呼ばれ、一躍福井の人気者に。12年には芸能生活40周年のリサイタルツアーを敢行。16年あたりから時が止まったかのように「50周年」が続く。

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 福井のつながりでは15年に福井米PR大使を務めた。ハナエチゼン、あきさかり、コシヒカリを3姉妹に見立て、おいしさや特徴を歌ったオリジナル曲「福井さんちの三旨米(さんしまい)」で福井米をアピールした。水谷さんは「待ち望んだ福井のお仕事。うれしかった」と振り返る。⇒【写真】福井米PR大使に委嘱され笑顔の水谷さん

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