防災意識「そなえてバスケ杯」B2部門で2連覇 福島ファイヤーボンズ

表彰式に臨む西田社長(右)と桜井執行役員

 防災意識の高さをバスケットボールBリーグ加盟チームで競う「そなえてバスケ杯」で、男子2部東地区の福島ファイヤーボンズがB2部門で2連覇を果たした。

 Bリーグが競技を通して各地で防災意識を高めてもらおうと企画。防災イベントの実施回数や、ファンが参加する防災模試の合計得点で優勝を争った。

 ボンズは地震、津波、火災が起きた時の行動を子どもたちがゲーム形式で学ぶ機会などを計202回実施。7375点を獲得して頂点に立った。

 福島県須賀川市の円谷幸吉メモリアルアリーナで行われたホーム戦に先立ち表彰式が行われた。Bリーグの桜井うらら執行役員が「ボンズが先頭に立ち、地域と一体に立って減災意識を高めてほしい」と語った。ボンズを運営する福島スポーツエンタテインメントの西田創社長が「震災をきっかけに生まれたボンズだからこそ、地域課題の解決に目を向け、常に先頭に立って活動したい」と3連覇を誓った。桜井執行役員が西田社長に優勝盾を贈った。

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