相馬野馬追を取材、交流サイトで発信へ 福島県南相馬市のライティングスクール受講大学生

ジェンティーレ恵さん(右)から記事の書き方などを学ぶ受講生

 情報発信の仕方を学ぶ福島県南相馬市のサポーターライティングスクールを受講する大学生は、今月末の相馬野馬追を取材し、交流サイト(SNS)などで発信する。地域の魅力を掘り起こして伝え、多くの人に南相馬を知ってもらう契機とする。

 スクールは昨年に始まり、市外から受講生を募っている。若い世代への情報発信を強化しようと、今年から大学生を対象にした講座を設けた。

 取材に向けたスキルアップ講座をこのほど、2日間にわたり市内原町区の市民情報交流センターで開いた。首都圏の大学生13人が受講。フリー編集者のジェンティーレ恵さんを講師に、情報を受け取る人の立場に立った記事の書き方や取材時の雰囲気作り、写真の撮り方などを学んだ。

 参加した明治大3年の永沼雄大さんは「相馬野馬追の迫力を記事に落とし込み、南相馬市に多くの人が訪れるきっかけになりたい」と意気込んだ。

(相双版)

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