450年継承の舞を児童ら披露 四国中央・大西神社で春祭り

大西神社の春祭りで古くから地域に伝わる伝統の舞を奉納する子どもたち

 愛媛県四国中央市金田町金川の大西神社の春祭りが4、5の両日にあり、地元の児童ら16人が地域に古くから伝わる伝統の舞を奉納し、祭りを盛り上げた。

 地域住民によると、舞は名君として民衆に慕われた地元領主の大西備中守元武と息子小次郎を慰霊するために始まったのが起源とされる。約450年前から地域で受け継がれており、現在は住民らでつくる保存会が中心となって高校2年生までの子どもに伝えている。

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