ゴールデンウイーク終盤の5日、飲食店などが集結する「第5回蚤(のみ)の市」と「ミツワ庚申(こうしん)祭」が、それぞれ栃木県栃木市中心部の蚤の市通りとミツワ通りで開かれた。二つの通り計約550メートルが歩行者天国となり、多くの来場者でにぎわった。蚤の市は6日も開催される。
蚤の市は2年前の復活後、今回で5回目を迎えた。この日は雑貨店や飲食の露店など約50店が軒を連ねた。山車会館前広場では音楽イベントも行われ、訪れた人はにぎやかな雰囲気の中で散策を楽しんでいた。
ミツワ通りにはキッチンカーや射的などの縁日コーナーが設けられた。恐竜の着ぐるみを着て「だるまさんが転んだ」を行う「ティラノさんが転んだ」も開催された。参加した佐野市城北小2年鳥居遥斗(とりいはると)さん(7)は「暑かったけど面白かった。チョコバナナが楽しみ」と声を弾ませていた。