国見山森林公園オープン 癒やしの眺望、名所満喫 多目的広場が充実 福島県南相馬市

国見山の頂上に到着した参加者

 6日に福島県南相馬市原町区の国見山で催された国見山森林公園オープン記念イベントでは、登山愛好者や地元の子どもたちが山頂を目指す散策を楽しみ、古里の名所の魅力を満喫した。

 参加者は登山団体の若草山岳会と国見山に親しむ会の案内で標高約564メートルの山頂を目指した。新緑が映える森林の中をゆっくりとしたペースで歩いた。ヤマブキソウ、ヤマツヅジなどの花や、野鳥のさえずりに癒やされながら1時間30分ほどかけて登頂。山頂では市街地や太平洋の眺めを楽しんだ。

 写真家の高木信幸さんを迎えたフォトラリーも催された。スマートフォンやカメラを手にした参加者が遊歩道沿いの木々や岩、花などの〝映える〟スポットを探し、撮影した。

 改修された多目的広場には、スラックラインやモルックといったニュースポーツ体験の他、間伐材を使った工作コーナーが設けられた。

(相双版)

スラックライン体験コーナーなどが設けられた多目的広場

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