特区政府統計処は５月３日、２０２４年３月の小売り統計を発表した。小売業総売上高は前年同月比７・０％減の３１２億ドル（速報値）、価格変動要因を考慮した小売業総販売量は同８・６％減だった。一方、２４年１～２月の小売業総売上高は前年同期比１・４％増、小売業総販売量は同０・４％減に修正した。３月に売上高の減少が目立ったのは、宝飾品・時計・高級贈答品の同１７・７％減、衣類の同１７・５％減、電器および耐久消費財の同１５・５％減、燃料の同１４・５％減、デパート商品の同１４・１％減、食品・酒類飲料・たばこの同１１・３％減、靴・衣料小物の同１０・７％減、メガネの同１０・１％減、中医薬の同５・８％減、スーパーマーケット商品の同３・４％減、家具・固定装置の同３・３％減などだった。一方、増加が目立ったのは、医薬品・化粧品の同８・９％増、その他消費財の同８・７％増、書籍・文具・贈答品の同７・６％増、自動車・同部品の同６・８％増などだった。
