茂木の魅力、全国へ発信 シェフ糸井さん・アナウンサー山口さん ふるさと応援大使に

古口町長(中央)と委嘱状を手にする糸井さん、山口さん

 【茂木】町の魅力を全国に発信し、観光、文化、産業の振興をサポートする「もてぎふるさと応援大使」の委嘱状交付式が7日、町役場で行われ、古口達也(こぐちたつや)町長からフランス料理シェフの糸井守(いといまもる)さん(62)とフリーアナウンサー山口(やまぐち)あやさん(36)に委嘱状が渡された。

 応援大使の制度は2014年に始まり、これまで7人が委嘱され、既に2人が任期を終えている。再委嘱となる糸井さんと、初めて委嘱された山口さんで計6人になった。

 糸井さんは小井戸出身で、宇都宮市のフレンチレストラン「アルページュ」などを経営。この大型連休期間には道の駅もてぎで、自ら監修したハンバーグ弁当も発売した。「同級生たちも買ってくれて完売した。今後も頑張っていきたい」と話した。

 宇都宮市出身の山口さんは元ツインリンクもてぎエンジェルで、町が開催したラーメンフェスタで司会を務めるなどゆかりが深い。「茂木の良さを日本各地、世界各国に広めていきたい」と抱負を語った。

 委嘱状を手渡した古口町長は「町外へ町の魅力を発信しつつ、町づくりにも協力してほしい」と期待した。

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