在籍14年のフンメルスが千金弾! ドルトムントが再びパリSGを1-0撃破、11年ぶりのCL決勝進出! 仏王者はゴールが遠く涙

現地時間5月7日に開催されたチャンピオンズリーグ(CL)準決勝の第2レグで、パリ・サンジェルマンとドルトムントが前者のホームで対戦した。

第1レグを0-1で落としたパリSGは鋭い出足を見せ、7分にエムバペがペナルティエリア内でボレーシュート。しかし、インパクトを欠き、GKコーベルに難なくキャッチされる。

フランス王者の絶対エースはさらに31分、切れ味鋭いカットインで打開。ザイール=エムリを経由して、デンベレにラストパスを通すが、得点には繋がらない。

ドイツの雄は35分に、アデイェミがスピードに乗ったドリブルで、自陣から一気にペナルティエリア内に侵入。左足でフィニッシュするも、相手守護神ドンナルンマの好守に阻まれる。

0-0で折り返すと、50分にフンメルスがCKから渾身のヘッド。ドルトムント在籍14年の35歳が貴重なゴールを挙げ、2戦合計で2-0とする。

【動画】ドルトムントを先勝に導く!ピタ止め→鮮烈フィニッシュ
より厳しい状態となったホームチームは、61分にメンデスが強烈なミドルシュートを放つが、第1レグと合わせて3度目のポスト直撃。依然として1点が遠い。

なんとか状況を打開すべく、63分にバルコラとアセンシオ、76分にイ・ガンインを投入する。ただ、惜しい場面を作りながら、今度はクロスバーを叩くなどし、最後まで得点を奪えなかった。

第1レグに続いて、ドルトムントが1-0でパリSGを撃破。宿敵バイエルン・ミュンヘンに1-2で敗れ、準優勝に終わった2012-13シーズン以来、11年ぶりの決勝進出を果たした。

ファイナルは6月1日に聖地ウェンブリーで開催され、レアル・マドリー対バイエルンの勝者と相まみえる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【PHOTO】ドリームチーム撃破、イスタンブールの奇跡、マドリーの3連覇etc...CL歴代王者の戴冠シーンを一挙公開!

© 日本スポーツ企画出版社