「もうスペイン人だな」内田篤人、物議を醸した久保建英の“不満発言”に意見

元日本代表DFの内田篤人氏がMCを務めるDAZNの『内田篤人のFOOTBALL TIME』で、物議を醸した久保建英の発言について言及した。

レアル・ソシエダの日本代表MFは先日、0-1で敗れたレアル・マドリー戦(ラ・リーガ第33節)の試合後、次のようにコメントした。

「残念だよ。勝ちに値したと思う。こんな雨の中、(金曜日への)日程変更もあって、クソみたいなことしかないファンのことを思うとね」

かつて契約を結んでいた古巣マドリーのチャンピオンズリーグを考慮したスケジュール変更に苦言を呈すと、アンデル・バレネチェアが敵MFオーレリアン・チュアメニからボールを奪取した流れから、自身の同点ゴールがファウルで取り消しになった点にも言及。こう言い放った。

【動画】久保が不満を露わにしたゴール取り消し
「バレネがボールを奪おうとした。僕がコメントできる唯一のことは、ボールを失った選手(チュアメニ)が眠っていたということだ。チャンピオンズリーグでは(ファウルの)笛は鳴らないと思う」

こうした物言いについて、内田氏はこう印象を述べている。

「コメントでもチクチク言ったんですよね。もうスペイン人だなというか。そこらへんはやっぱいいですよね、久保選手は。どーんとしてて、俺は好きだな」

物怖じしない22歳に、むしろ頼もしさを感じたようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

© 日本スポーツ企画出版社