出番待つ、カーネーション 山形・母の日前に出荷作業が最終盤

「母の日」を前に、カーネーションの出荷作業が最終盤を迎えている=山形市立道

 5月12日の「母の日」に向け、山形市内のビニールハウスで定番の花カーネーションの出荷作業が最終盤を迎えている。

 同市立道にある岩田修さん(46)方のハウスには、濃いピンクの「セルバンテス」やオレンジの「ミュンヘン」などの花々が愛らしく咲き出番を待っている。

 多彩な花が魅力のカーネーションはフラワーアレンジメントにおいても人気が高く、岩田さんは通年で県内に出荷している。

 「昨夏の記録的な高温で株が弱ってしまったが、回復が間に合って良かった」と岩田さん。「贈る人も贈られる人も喜んでもらい、もっと花を身近に感じてほしい」と笑顔で話していた。

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