上空の寒気の影響で、きょう(水)午後は東北から西日本にかけて雨の降る所がある見込み。関東など局地的には雷雨となるため、落雷や突風、ひょうに対して注意が必要となる。また、きのうより気温の下がる地域が多く、関東など20℃を超えている地域も夕方以降は風が冷たくなりそうだ。
冷たい雨に
気圧の谷や上空寒気の影響で、きょう(水)午前中は日本海側を中心に雨が降り、気温が低い北海道は雪の降った所があった。この時間、太平洋側は晴れ間の出ている所もあるが、午後は天気が急変するおそれがある。関東や九州南部は局地的に雨雲が発達するため、落雷や突風、降ひょうに注意が必要だ。
最高気温はきのうより低い地域が多く、日本海側は3月下旬~4月上旬並みと、季節がひと月あまり逆戻りする地域がある見込み。関東など太平洋側も、夕方以降は一気に気温が下がるため、服装や体調管理に注意しておきたい。
天気回復
関東はあす9日(木)朝まで雨が残るものの、全国的には晴れる地域が多い見込み。ただ、寒気の影響で気温は朝・日中とも低めで、北陸や関東、近畿北部などは、4月前半を思わせる空気感が続きそうだ。10日(金)の朝も各地で冷え込むが、日中は晴れて東・西日本は25℃近くまで上がる見通し。
土曜日は晴天
11日(土)も晴れる地域が多く、大型連休中に味わったような暑い晴天となりそうだ。ただ、12日(日)は南北に連なる雨雲が近づくため、午後は西日本や北海道で雨が降り出す見込み。週明け(月)~(火)にかけては、全国的に雨や風が強まるおそれがある。
(気象予報士・高橋和也)