8日(水)午後 関東は雷雨と気温急降下に注意 週後半は全国的に気温の変化大きく

8日(水)の天気と最高気温

 上空の寒気の影響で、きょう(水)午後は東北から西日本にかけて雨の降る所がある見込み。関東など局地的には雷雨となるため、落雷や突風、ひょうに対して注意が必要となる。また、きのうより気温の下がる地域が多く、関東など20℃を超えている地域も夕方以降は風が冷たくなりそうだ。

冷たい雨に

8日(水)の天気分布

 気圧の谷や上空寒気の影響で、きょう(水)午前中は日本海側を中心に雨が降り、気温が低い北海道は雪の降った所があった。この時間、太平洋側は晴れ間の出ている所もあるが、午後は天気が急変するおそれがある。関東や九州南部は局地的に雨雲が発達するため、落雷や突風、降ひょうに注意が必要だ。

8日(水)の最高気温分布と東京の時系列予報

 最高気温はきのうより低い地域が多く、日本海側は3月下旬~4月上旬並みと、季節がひと月あまり逆戻りする地域がある見込み。関東など太平洋側も、夕方以降は一気に気温が下がるため、服装や体調管理に注意しておきたい。

天気回復

9日(木)と10日(金)の天気と気温

 関東はあす9日(木)朝まで雨が残るものの、全国的には晴れる地域が多い見込み。ただ、寒気の影響で気温は朝・日中とも低めで、北陸や関東、近畿北部などは、4月前半を思わせる空気感が続きそうだ。10日(金)の朝も各地で冷え込むが、日中は晴れて東・西日本は25℃近くまで上がる見通し。

土曜日は晴天

週末以降の予報

 11日(土)も晴れる地域が多く、大型連休中に味わったような暑い晴天となりそうだ。ただ、12日(日)は南北に連なる雨雲が近づくため、午後は西日本や北海道で雨が降り出す見込み。週明け(月)~(火)にかけては、全国的に雨や風が強まるおそれがある。

(気象予報士・高橋和也)

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