全国のサッカー担当記者の投票による2023年度のフットボーラー・オブ・ザ・イヤー（年間最優秀選手）に、J1ヴィッセル神戸のFW大迫勇也（33）が選出された。ブレーメン（ドイツ）所属時の18年度以来5年ぶり2度目で、神戸の選手が選ばれるのは初めて。8日、東京運動記者クラブのサッカー分科会が発表した。
同賞は1961年に創設され、今回で63回目。大迫は有効投票143票のうち49票を集め、2位で36票の久保建英（レアル・ソシエダード）、3位で20票の三笘薫（ブライトン）らを上回った。
大迫は21年8月、ブレーメンから神戸に加入した。3季目の昨季はリーグ全34試合に出場し、自己最多の22得点をマーク。神戸をJ1初優勝に導き、得点王と最優秀選手賞（MVP）に輝いた。
