“約1分半”で犯行か 貴金属買取店で50万円を奪う強盗事件 防犯カメラがとらえた犯人の様子

6日、愛媛県松山市の貴金属買い取り店に男が押し入り、現金を奪った強盗事件で、犯行は1分半程の間に行われた可能性があることがわかりました。

この事件は、6日午前10時ごろ松山市湊町にある「ジュエルカフェ松山銀天街店」に男が押し入り、女性店員にナイフを突き付けて脅し、現金およそ50万円を奪い逃走したものです。店員にけがはありませんでした。

警察によりますと、逃げた男は20代から50代とみられ、身長が170センチくらい、灰色のパーカーに黒っぽいズボン姿だということです。

あいテレビが新たに入手した当日の現場近くを捉えた防犯カメラの映像では、犯人と見られるフードを被りマスクを着けた男が、店の方向を伺いながら周辺をうろついています。

その後、男は周囲を気にしながら素早く店内へ。
警察によると事件当時、女性店員は男に「金を出せ」と脅されたということです。

一方、店の前を通行する人たちは何も気付いていないように見えます。

男が店に入りおよそ1分半・・・両手をポケットに入れた男は店を出ると少し速足で東の方向へ向かっていきました。

これまでの捜査関係者への取材で男は犯行時、手袋を着用していたことも分かっていて、警察は計画的な犯行とみて逃げた男の行方を追っています。

© 株式会社あいテレビ