日本の「挽肉と米」中環にオープン

叙福楼集団の黄傑龍・会長が香港に導入した日本料理店「挽肉と米」が5月7日午前11時、中環の国際金融センター(IFC)にオープンした。同日の香港メディアによると、午前9時頃には約10人が並んでおり、1人目と2人目はそれぞれ7時30分と8時30分に到着していた。開店前には300人余りが行列をつくり、開店から5分も経たないうちにその日の整理券の配付が終わった。9時ごろに列に並んだ周さんは「行列は予想よりも短く、到着したときには自分の前に数人しかいなかった」と語った。京都や渋谷でも食べたことがあるとのことで、味は日本の本店の80%なら満足とみている。138ドルという価格は許容範囲であり、印象としては日本よりも安いという。また海外レストランの導入により、香港の人々の選択肢が増えると考えている。同氏は、消費のために深セン市に行っていることを認め、香港に来る国内ブランドにとっての最大の問題は、価格とサービスの質が依然として中国本土に比べてはるかに劣っていることだと指摘し、「香港はこの面でもっと努力しなくてはならない」と述べた。

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