鍵掛け忘れずに、ヒーローショーで呼び掛け 高岡法科大生、園児に啓発

園児に鍵掛けの大切さを伝える署員と高岡法科大の学生=高岡市西部保育園

 高岡署と高岡法科大社会安全ボランティア部は8日、高岡市西部保育園で防犯講習を行い、園児に鍵を掛ける大切さを伝えた。

 学生4人が、県警シンボルマスコット「立山くん」と県警かぎかけヒーロー「KEYレンジャーツーロックV」にふんして防犯啓発ショーを繰り広げた。

 学生は「買い物に行くとき、お母さんが鍵を掛けたか確認している。みんなの正しい行動はどれか」とクイズを出題した。「一緒に確認する」「お母さんに早く買い物に行こうと言う」と園児に答えを選ばせた。

  ●「活動続けて」後輩にエール

 ボランティア部は約30人で、防犯講習、交通安全キャンペーに協力している。部長の森永涼央さん(4年)は高岡法科大の学生募集の停止について「部を通して外部の人や先輩、同級生らとつながることができた。1年生は3人だけだが、できる限り活動を続けてほしい」と話した。

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