「全てを変える酷いミスだ」好守連発の守護神ノイアー、まさかのファンブルで痛恨失点に母国メディアが酷評「英雄が悲劇の男に」【CL準決勝】

名手がまさかのミスを犯した。

現地5月8日に開催されたチャンピオンズリーグ(CL)の準決勝・第2レグで、バイエルンはレアル・マドリーと敵地で対戦。ホームでの第1レグを2-2で終えていたなか、1-2で逆転負けを喫し、アグリゲートスコア3-4で敗退が決定した。

痛恨だったのは、この試合で好セーブを連発していたドイツ代表GKマヌエル・ノイアーのミスだ。68分にアルフォンソ・デイビスのゴールで先制して迎えた88分、ヴィニシウス・ジュニオールのシュートをキャッチし損ね、こぼれ球をホセルに詰められて同点弾を献上してしまったのだ。

【動画】ノイアーがまさかの痛恨ミス。マドリーが88分から3分で2ゴールの大逆転!
バイエルンは勢いに乗ったマドリーを止められず、その3分後にもホセルのシュートで被弾。悪夢の逆転負けを喫した。

ドイツメディア『SPORT1』は、守護神のファンブルについて「痛ましいミスだ」と報道。「マヌエル・ノイアーはレアル・マドリード戦で長時間、大活躍した。スーパースターはファンから喝采を受けた後、酷いミスを犯した」「彼のミスが全てを変えた」と酷評している。

「最初は英雄、その後は悲劇の男だ。ノイアーは、苦い準決勝敗退を喫したレアル・マドリー戦の前半で時計の針を戻した。ドイツの記録的王者のGKは、全盛期と同じように何度も輝き、チームを試合に留まらせ続けたが、後半に決定的なミスを犯した」

38歳の名守護神にとっては、悔みきれないミスとなってしまった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

© 日本スポーツ企画出版社