今月5日、愛媛県新居浜市で、道路のカーブミラーが強風で倒れ、男子児童を直撃する事故がありました（）。
車のドライブレコーダーがその瞬間をとらえていました。
児童の保護者が運転していた車のドライブレコーダーの映像では、停車した車から降りた男の子が走り出したその瞬間。
「危ない、危ない!」
道路脇に設置されたカーブミラーが突然倒れ、男の子に直撃しました。
今月5日の午後4時半ごろ、新居浜市宇高町の市道交差点を小学6年の男子児童が歩いていたところ、カーブミラーが突然倒れました。
男子児童は救急車で病院に運ばれ、脳に異常は確認されませんでしたが、たんこぶができて経過観察中です。
倒れたカーブミラーは高さおよそ3メートルで、市がおととし12月に点検した際、根元が腐食していたため、テープで補強していたということです。
(男子児童の父親)
「(息子は)とても驚いていたと思います。事故がもう起こらないように、努めていただければと思います」
当時、新居浜市内には強風注意報が出されていて、事故が起きた時間帯には、最大瞬間風速15.2メートルを観測していました。
事故を受け、新居浜市はおととし12月の点検で老朽化が確認されていた支柱317本について、再点検を行い、老朽化が著しいものは補修や交換を行うと説明しています。
